Origin
動物眼科医療との歩み
Startup
黎明期
Origin-01
メニワン創業のきっかけ
株式会社メニワンが出来たきっかけは、犬用眼内レンズの開発から始まります。1986年に、親会社のメニコンが日本初人用眼内レンズを製造・発売しました。その時、開発に携わっていたのが、株式会社メニワンの創業時の社長です。
人用眼内レンズの生産が軌道に乗ったころ、この技術を用いて犬用の眼内レンズを作れないかと考え、犬用の眼内レンズの開発が始まりました。
Origin-02
犬用眼内レンズの開発
人用眼内レンズの製造技術はあるものの、犬用眼内レンズは全くの未知の世界でした。当時は未だ珍しかった眼科を得意とする獣医師と、共同で犬用眼内レンズの設計を開始しました。犬の水晶体は人と大きさや形状が異なるため、試行錯誤の末、犬用眼内レンズが出来上がりました。
Origin-03
販売許可の取得
犬用眼内レンズは医療機器となるため、販売には農林水産省の許可が必要です。人用眼内レンズが販売されていたとはいえ、動物用は初めてでした。そのため相談を受けた農林水産省も困ったようです。開発に携わった獣医師を交えて農林水産省と相談を重ね、そうして苦労の末動物用の医療機器として許可を得ることができました。
Growth
成長期
Origin-04
犬用眼内レンズを広める活動と
動物眼科の発展
日本初の犬用眼内レンズを発売時の記者会見がテレビで取り上げられ、眼科に興味を持たれる獣医師が増え始めるきっかけとなりました。開発に携わった獣医師とメニワン(当時はメニコンの一部署で後に子会社として独立)が中心となって、眼科に興味を持たれた獣医師に白内障の手術方法と眼内レンズの挿入方法を知ってもらうための、啓発活動を長年にわたって続けてきました。
また、獣医療において高度な技術を擁するアメリカの獣医師を日本に招き、セミナーを実施し日本の動物眼科の発展を目指しました。
Origin-05
動物眼科向け検査機器の発掘
白内障の手術を行える獣医師が少しずつ増えてきたころ、今度は診察のための検査機器が問題となってきました。当時は未だ人用の検査機器を動物用として流用していることが殆どで、大人しくできない動物においては検査することが難しかったのです。
そこで日本国内に限らず海外にも足を延ばし、動物でも簡単に検査できる機器を発掘し、販売することにしました。
Scale-up
第二成長期
Origin-06
治療から予防へ
検査体制が充実したことに加えて、さらに病気に罹らないように何か出来ることがないかと考えました。そこで予防医療の観点から健康をサポートするための、動物病院向けの眼科用サプリメントを開発しました。
また目に限らず、口腔、腎臓、肝臓、腸などのサプリメントの開発や、お手に取りやすいエントリーモデルのサプリメントを通して、飼い主様に寄り添った製品のご提供を続けていきたいと考えます。