Medical

動物眼科医療品(動物病院向け)

眼内レンズ

動物用眼内レンズとは

白内障などで濁ってしまった水晶体の代わりに挿入するレンズのことを眼内レンズと言います。

犬や猫も人間と同じように年を取ると、目の中の水晶体が濁ってしまうことがあります。それにより視力が悪くなり、やがて見えなくなってしまいます。このときに水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを挿入することで目が見えるようになります。

眼内レンズは丈夫で、目の中に入れても問題がない素材で作られていて、人間の白内障手術でも使われています。また犬や猫の目の大きさや形に合わせて特別に作られたものもあります。

どのような効果が得られるのか

  • 視力の回復

    一番の効果は、「また目が見えるようになる」ことです。白内障が進むと、だんだん物が見えなくなります。そこで、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを入れると、以前のように物をはっきり見ることができるようになります。
  • 生活の質の向上

    視力が回復することで、健康的な体を維持でき、元気で過ごせる時間が長くなります。
  • 精神的な健康の改善

    犬や猫も、目が見えなくなると不安を感じます。視力が回復すると、不安も少なくなり、心も元気になります。
メニワン
の活動
メニワンは日本初の犬用眼内レンズを発売した企業となっており、起業のきっかけとなったのも、眼内レンズとなります。詳しくはこちらをご覧ください。

義眼用シリコンボール

義眼用シリコンボールとは

眼球内部を摘出しなければならなくなったときに、挿入するための物です。

このシリコンボールは、目が見えるようになるわけではありませんが、大切な役割があります。見た目上、本物の目と殆ど区別がつきません。

※シリコンボール挿入手術を受けた後も、清潔に保つことが大切です。定期的に獣医師に確認してもらう必要があります。

どのような効果が得られるのか

  • 衛生面の向上

    目がなくなると、その場所に空洞ができてしまい、そこに細菌が入って病気になることがあります。シリコンボールを使うことで、空洞が埋まり、外から細菌が入るのを防ぐことができます。
  • 外見の改善

    シリコンボールを使うことで、ペットの顔が元の見た目になります。目がなくなった状態だと、飼い主様が不安に感じることがありますが、シリコンボールを使うとその不安が少なくなります。
メニワン
の活動
2008年11月から義眼用シリコンボールの販売を通して、ペットと飼い主様のケアに取り組んでいます。

治療用コンタクトレンズ

動物治療用コンタクトレンズとは

犬や猫も人間と同じように、目に病気やけがをすることがあります。そのときに使われるのが、犬や猫専用の治療用コンタクトレンズです。犬や猫の目のサイズにあわせて特別に作られています。

※治療用コンタクトレンズは間違った方法で使用すると、感染症や症状の悪化を引き起こすことがあるため、獣医師の指導のもとで正しく使用することが求められます。

どのような効果が得られるのか

  • 傷の痛みの軽減と治癒促進

    治療用コンタクトレンズを装着することで、傷ついた目の表面を刺激から守り、痛みを軽減させるのと、自然に治ることを促進します。
  • 薬の成分の持続性の改善

    治療用コンタクトレンズを装着することで、点眼薬が目の表面に長く留まり、薬の成分が持続的に働くことを期待します。
メニワン
の活動
2004年7月から治療用コンタクトレンズ(コーニアルバンデージわん)を販売し、今後も治療の一助として貢献していきます。
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